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森山良子コンサート [音楽]

 今日はひな祭りなんですね。我が家の娘は今日が誕生日なんですが、もう35歳です。孫娘ももうすぐ5年生であまり来なくなってしまいました。

 お雛さん出すの今年はもういいかなと妻は言っていました。先週一歳七ヶ月の孫娘が来たので、妻はお雛とめ雛だけ出しました。孫娘はめ雛の首を抜いてしまいお雛は倒されていました。



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 地元の小さなホールで森山良子さんのコンサートがあったので、妻と行ってきました。地元なので知った顔を何人かお見かけしました。定員は400人あまり、通路にパイプ椅子が出ていたので500人ほどだったと思います。

 コンサートに行くのは3年ぶりです。コロナが騒がれ始めた3年前の同じ2月でした。米原でイルカのコンサートに行って以来です。当時はまだ、マスクしている人がいたりいなかったりでした。

 森山良子さん、登場と同時にお久しぶりです、と挨拶されました。本当に久し振りのコンサートです。やっとコンサートでお会いできるようになりましたねと喜んでいました。

 我々以上にコロナ禍の最中は、ミュージシャンの方、バンドの方、コンサートなどイベントに関わっておられた方の苦労は並大抵ではなかったと思います。

 と思っていたら、森山良子さん、25年前に一度この田舎のホールに来られていたのだそうです。その意味もあってお久しぶりです、と挨拶されたんですね。二回目とは全く知りませんでした。

 75歳だそうですが声に張りと伸びがありパワーも凄かったです。以前のコンサート用の靴では歌えなくなったのでと、白いドレスの下のスニーカーを紹介されてました。昔の名前で出ていますと言うコンサートではありませんでした。

 もともと4.5年前に「母の日コンサート」だったか「君と歩いた青春」だったかで森山良子さんの素晴らしい歌声は聞いていたのですが、衰えを感じさせない声は健在でした。

 「この広い野原いっぱい」「禁じられた恋」「悲しき天使」など若い頃聞いた懐かしい曲、おなじみの「涙そうそう」「さとうきび畑」、マイクから離れてアカペラで歌われた「エターナリー」は心に沁みました。そして一人ミュージカルと言うべき「ごんぎつね」は圧倒されました。

 セットリストでは「聖者の行進」になっていましたが、同じサッチモでも「カムカムエブリバディ」の話題から、On the Sunny side of the Streetを歌われました。そう言えば彼女晩年の安子役でした。

 ジャズトランペッターだったお父上とルイ・アームストロングは親交があったそうです。従兄弟のかまやつひろしさんの話など、お喋りも飽きませんでした。

 コンサートは「ごんぎつね」のあと、息子直太朗さんの「今」で終わりました。休憩を挟んで2時間、久し振りにコンサートを堪能しました。




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 今日の野鳥はトビです。大物としては珍しくもありませんが、歩いていたら少し前をシロハラかツグミほどの大きさの野鳥が、何だか凄く慌てたように横切って行きました。私の姿に驚いて飛び出したにしては距離があって、どうしたのかなと思ったら、頭上でトビが悠々と旋回していました。

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 ルリビタキ雌です。3月に入って冬鳥たちが北へ帰っていく時期が近づいて来ました。今年もいまのところルリビタキの雄には会えていません。写真は青い尾っぽが隠れていて残念です。

  



 今日のYouTubeは、先日のコンサートそのままの森山良子さんのライブ映像です。どの曲にするか悩ましい所ですが、今の私にぴったりのこの曲、Ale Ale Aleにします。


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