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動く [日々]

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 今は夏野菜用の畝作りの最中です。手前はジャガイモの畝です。4歳と2歳の孫に踏まれたのに、それにもめげずきちんと芽を出してきてくれました。

 例年なら3月10日頃には種芋を植えます。私たちのところでは、ジャガイモを植えるのはお彼岸までと言われています。今年は雨が続いて彼岸の入り前日ぎりぎりに植えました。

 通常芽が出るのに一月かかると言います。4月10日頃から芽が出始めました。植える時期が遅くても芽が出る時期はあまり変わらないのかも知れません。

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 黄色い花は茎ブロッコリーが塔立ちしたものです。手前のネットの中にはレタス、左の白い小さな花はイチゴの花です。

 去年、4歳の孫が赤くなっているイチゴを見て「ぼく、イチゴが大好きやねん」と言って、走って畑に入りイチゴの実をむしり取り、器用にヘタを取って口に放り込みました。今年も孫が食べてくれるのを楽しみに作っています。


 4月も中頃になると暖かさが安定してきました。気温が上がると花が咲き、草が伸び、蝶や虫たちが動き始めます。冬の間、部屋で縮こまっていた私も自然と心と体が動き出します。

 先日は暖かさを通り超して5月並の気候の日もありました。畑に出ていると汗をかくこともありますが、湿気がないので夏のような不快感はありません。

 そろそろ草刈が始まります。田んぼでは田植えの準備が始まっています。私の畑はゴールデンウィークの頃にトマトやナスなど夏野菜を植えるので、今はその準備に追われているところです。

 別に出荷するわけでもなく、自分の家で食べるだけなので好きなものを好きなだけ植える気ままな畑作りです。野菜たちは自然のもの、畑仕事はお天気と時期に追われますがノルマはありません。

 冬の間は、雨の日以外は毎日続けていた散歩も、朝から畑仕事をするのでここのところ休みがちです。運動の方向は違いますが、身体は動かしているので良いだろうと思っています。

 昨日は、黄砂の影響か一日曇り空で気温もここ数日にしては低かったです。天気予報によるとこれくらいが平年並みだそうです。数日ぶりにいつものコースを歩いてみました。

1-1-PXL_20240416_084710025.jpg竹薮前のシャガ

1-1-PXL_20240417_235133916.jpg林道脇のスミレ

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 桜が終わるとツツジの出番です。

 今日は黄砂が止んで、からっとした気持ちの良い青空でした。今日も一眼カメラは持たずスマホのカメラです。

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 林道の脇の谷川にサクラがまだ残っていて目を引きました。何ザクラか分かりませんが、もう少し早かったらもっと鮮やかだったろうにと思いました。

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 ムラサキゴケ

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 広場の草むらに黄色いちいさな花が一面に生えていました。コメツブツユクサと言う名前が付くくらい小さい花たちです。

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 神社の石橋に日が差して、爽やかな初夏を思わせました。

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 神社の参道入り口のヤマザクラ


 一日中、畑仕事をしているわけでもありません。畑は家の裏にあって近いので行ったり来たり、合間に休憩しています。今日は久し振りにクリフォード・ブラウンのトランペットを聞いてみました。

 ジャズメッセンジャーズの前身、アートブレーキーとホレス・シルバーのグループにアルトサックスのルー・ドナルドソンとともに若いクリフォード・ブラウンが参加した「チュニジアの夜」です。

 今までは曲の途中の長いソロに耳を傾けていた気がします。今日は曲のラストの彼のソロに痺れました。若々しいクリフォード・ブラウンの息吹がトランペットに乗って伝わって来ました。


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寒さと風と雨のあとに [自然]

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 彼岸も開けたというのに、いつまでも寒さが長引いていました。ようやく暖かくなって来たと思ったら今度は菜種梅雨の雨が続いて、やっと晴れた暖かい日にカメラを持って歩いて来ました。

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 雨で閉じ込められていたので、外へ出るとあちらこちらで野の草花が急に勢いを増していました。用水路の土手のツクシの群れ、休耕地に広がるヒメオドリコソウ、ネモフィラほどではありませんが、小さな青いオオイヌノフグリ。

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 お寺の庭のザクロも花開き始めています。

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 林道脇の土手の下のショウジョウバカマ、この前見たときはちらほらでしたが、今回行った時はいくつも咲いていて去年より多い気がしました。

 ショウジョウバカマの写真を撮っていると、背後でギーギーと鳥の声、ふり返ると林道を挟んだ反対側の木にヤマガラがいました。

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 私が彼のテリトリーを脅かしたのか、その鳴き方は囀りと言うより威嚇に聞こえました。かなり近い距離なのになかなかその場を離れようとはしません。

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 林道を降りるといつもの広場にハクモクレンです。満開はもうすぐです。

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 まだ蕾ばかりの堤防沿いの桜並木で、この木だけが8分咲き、花の色もピンク色が濃くてソメイヨシノでは無さそうです。この木にちょうどジョウビタキがいたのですが、カメラを向けたときには逃げられていました。

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 近くの梅はもほとんど散っていましたが、サンシュウは今が満開です。

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 枯れ草色から緑一面に覆われ出した古い里道にタネツケバナ

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 すぐ近くにはハコベ

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 ホトケノザは、真冬でも霜に打たれながらも咲いています。

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 カラスノエンドウ、この草が伸びてくるとやっかいです。草刈機にまといついて、草刈機を振り回さないとうまく刈れません。

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 白い満開の花が咲いたご近所の木にはメジロがいました。この木、花は梅に似ていますが枝振りが違って見えます。何の木か分かりません。実がなり出したら分かるかもしれません。冬でも鳥たちがよく止まっている木です。

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 家の裏の休耕地、草むらにジョウビタキの雄がいました。今シーズンは秋の初めの頃、駐車場に止めてある自家用車のサイドミラーまで来ていたのに、その後はあまり姿を見せませんでした。

 山では鳴き声や姿を見かけました。里へは時々思い出したようにやってくるだけでした。もう暖かくなって来たので、里の方には来ないかも知れないと思っていました。そろそろ北へ帰るのでお別れの挨拶でしょうか。

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 桜もこの暖かさで一気に咲き始めました。
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 家の桜はこんな感じ、まだまだ蕾があって満開までもう少し時間がかかりそうです。

 「桜」は英語でCherry Blossomsと言うらしいです。They Say It's Springを歌う歌手Blossom Diaryの名前には花が入っています。彼女の歌には他にも春や4月を歌った曲がありますが、They Say It's Springの和訳を見ると5月の歌のようです。

 独特の歌声、初めて聞いた時は、ちょっと耳慣れないジャズボーカルに思えましたが、甘い声の割に芯が通っていそうです。


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