見つけたもの [オーディオ]
琵琶湖花火大会が話題になっていました。騒ぎをよそに私は今年も地元の花火大会で済ませました。写真の花火、残念ながら一本の電線が横切っています。撮ったのがスマホ、Pixel6aなので消しゴムマジックで消そうとしましたけれど、さすがに花火が不自然になってしまいます。
草刈をしていると細い稲の葉にアオガエル君がつかまっていました。そんなつもりは無かったのですが、写真を撮り終えて草刈機に持ち直すとき草刈機の先が稲の葉に触れたらしく、彼はどこかへ飛んで行ってしまいました。
台風7号、直撃しそうで心配しました。最終的には暴風圏の端っこに引っかかる程度で済みました。雨台風だったらしく、各地で水害をもたらしたりお盆の交通機関に影響を与えました。
我が家は物置の波板が風に煽られてバタンバタン音を立てていました。翌朝畑に行って見ると、心配していたトマトとキュウリの囲いが崩れていました。
緊急的に治しましたが、中玉トマトの木が一本、根元から折れていました。トマトの実も割れてキュウリも傷んでいました。被害とも言えない自然のいたずらですね。
今は子供たちは夏休み中です。娘に頼まれて小学生の孫たちをスイミングスクール送っていきました。水泳のあと新しくできたゲームセンターへ行きたいと言うので連れて行きました。
広くて明るい店内は、音楽や機械音、子供たちの声であふれていました。ゲームセンターと言ってもほとんどがクレーンゲーム、UFOキャッチャーでした。
100円で遊ぶものがほとんどですが、中には30円で遊べるものもありました。この手のゲーム、一回のチャレンジの値段は安いですがほとんど一回では済みません。
幾らつぎ込んだのか知りませんが、二人とも希望の景品を取ることが出来たらしくご機嫌でした。彼らがクレーンゲームで遊んでいる間、私は併設されているカプセルトイのコーナーを見ていました。
カプセルトイ、通称ガチャとかガチャガチャとか言われています。昔は子供向けでしたが今はいろいろなのがあるんですね。アニメなどのキャラクターなどはもちろん、昭和レトロの電気製品や家具、最近あまり見かけなくなった公衆電話機のミニチュアなど大人が見ていても飽きません。
何かひとつ買ってみたいと思うものがないかカプセルトイの並んだコーナーを一つ一つ見て歩いて、見つけました。こちらはあたり外れのない500円ちょっきり、近くの両替機で100円玉に崩して投入しました。
こちらです。
中を開けるとこんなのが入っていました。テクニクスのレコードプレーヤー、往年の名器SL-1200です。初代は1972年に発売され改良を重ねてロングセラーになった商品です。
当時レコードプレーヤーはほとんどが木製のボディだったのにSL-1200はアルミダイキャストのシャーシでダイレクトドライブした。
1972年発売当初は59,800円したそうです。当時私は初めてのオーディオコンポを組むためにレコードプレーヤーを探していましたが、私の予算をはるかにオーバーしていたので候補に入れることができませんでした。
丁寧にレコードジャケットの中にはレコード盤が入っていました。さすがにターンテーブルは回転しませんがアームは動きました。アクリルのカバーはヒンジがついたものではなく、手で被せるだけです。
上右の正方形の冊子は説明書です。それを読むとこれは懐かしのSL-1200のミニチュアではなく、SL-1200が誕生して50周年を記念して発売された7色限定の記念モデルSL-1200M7Lのミニチュアだそうです。
本体はすでに完売、定価は120,000円だったそうです。50年で倍の価格ですから良心的ではないでしょうか。もともとこのレコードプレーヤは、オーディオファンにも人気がありましたが、圧倒的にDJ御用達だった気がします。
レコードの回転数は普通33回転、45回転、78回転ですが、このプレーヤーは横にスライダーが付いていていて、ピッチを自在に変化させることが出来ました。
私はてっきり古いモデルのミチュアだと思って買ってしまいました。色は違いますがデザインは昔のものとほとんど変わっていないからです。
これに続いて、昔のオーディオ名機をカプセルトイでシリーズ化してくれないかなぁと思いました。そうすれば、広がりすぎてやや持て余し気味の我がオーディオ機器を整理して、憧れの名器はミニチュアを並べて楽しめば良いと思ったのです。
せっかくなので、サンスイSPーLE8Tの上に置いて飾っています。その右横のスピーカーのミニチュアは中にクッキーが入っていたものです。奥にあるのは初期のウォークマン、これは本物です。
今夜のジャズボーカルはシーネ・エイです。デンマークのジャズボーカリスト兼作曲家です。偶然ですが北欧の歌手が続いています。曲は「サウンド・オブ・ミュージック」、「マイ・フェバリット・シングス」はよく歌われたり演奏されたりしていますが、この曲のジャズボーカルは珍しい気がします。