この秋も暖かい日が多かったので紅葉は遅れている気がします。
さすがに11月も半ば過ぎて寒い日が増えてきました。寒さや寒暖差は老体に堪えるのか、少し体調を崩しました。と言っても一晩(約12時間)眠って、二晩目(8時間)も眠ったら、もうスッキリしました。それにしても体調が悪いと眠れるものですね。
ある日のこと、離れ屋と物置の間に駐車している自家用車のドアミラーが両方とも汚れていました。赤い色をしていますが鳥の糞のようです。先日もリアゲートに赤い汚れがべったりついていて拭いたところです。
拭ってはまたつけられたりの日が何日か続いたある朝、部屋で音楽もテレビもかけないで大人しくしていると、窓外に止めている自家用車の方でカタコト音がしました。
いました。犯人はジョウビタキでした。糞が赤いのはナンテンの実のせいではないかと妻は言います。そういえば我が家のナンテンもずいぶん実が減っています。
困ったことになったと思っていたのですが、それから暖かい日が続くことがあって、毎日我が家とお隣の庭に来ていたジョウビタキとモズ、姿はおろか鳴き声も聞こえなくなってしまいました。
用水路にアオサギとチュウサギでしょうか。他の写真を見ると冬羽のチュウサギに見えます。アオサギは一点を見つめたまま動きませんが、チュウサギはせわしなく水中を漁っていました。
キセキレイ。一時期全然出会えなかったのは私の観察不足、去年仕事辞めてからよく歩くようになったので出会う機会が増えてきました。
私が鳥の写真を撮っているのを知っておられるご近所の奥さんに質問されました。普通のセキレイの体の一部が赤いセキレイは何というの、とおっしゃいます。
赤いセキレイ?聞いたことがありません。ひょっとしたら赤と黄の色違いでキセキレイのことではないかと思うのですが、まだ確かめる機会がありません。
頬が黒いのにホオジロと呼ばれています。
こちらこそ頬が白いのに名前はシジュウカラです。
久しぶりにカワセミに出会えました。去年出会ったところと同じ場所です。足元に濁った水たまりがありますがカワセミは飛び込みません。
せめて飛ぶ姿を撮りたかったのですがうまくいきませんでした。カワセミが翼を広げて、飛んでいく後ろ姿に陽の光が当たると、本当にきれいなエメラルド色に輝きます。
さえずりが聞こえたので目を転ずるとモズがいました。カワセミを見たあとのせいかすごく大きく見えました。大きさはわずかしか違わないのに不思議です。このモズはメスですね。
もう晩秋になるのでしょうか、それとも初冬になるのでしょうか。去年はエリック・プラクトンの「枯葉」をアップしたように思います。今日はど真ん中直球、キャノンボール・アダレイとマイルス・デイビスのAutumn Leavesです。