北海道の旅のことを記している間に、今年もヒガンバナが咲き、お彼岸、中秋の名月と8月末並みの気候の9月が瞬く間に過ぎていきました。

 そして10月に入ってカレンダーをめくると、それに呼応するように急に気温が下がって、季節がやっと秋めいてきました。同時にカレンダーの残りページの少なさに今更のように驚きます。

 猛暑の夏から長い残暑の9月末まで、毎日制服みたいに着ていたTシャツと短パンから一気に長袖シャツに長ズボンになりました。昨日、今日は最高気温22度、朝から曇って雨が降り風もあって、長袖シャツの上からもう一枚はおりたいほどです。


 家の裏の土手のヒガンバナ、今年はやはり少し遅くてお彼岸を過ぎてから蕾が出てきました。


 お隣の庭の花にアゲハチョウ


 モズも来ました。残暑厳しかった8月の終わりのころから鳴き声は聞いていました。ようやく写真に撮ったのは9月の末のころです。

 秋近くなると決まったように鳴きに来るモズ、秋告げ鳥とも呼ばれます。渡り鳥と思っていたのですが、今年は春でも夏でも姿を見かけました。夏は山にいて秋になると里に下りてくる留鳥なんですね。



 先日、NHK番組「ダーウィンが来た」でモズの生態を記録した番組をやっていました。モズを見ることはよくあっても、なかなかそこまで生態を詳しく知ることはありません。

 そこではモズのはやにえの習性がモズの生態に大きな役割を果たしている模様を動画で見せてくれました。「モズのはやにえ」まだ見たことがありません。


 暑い夏の間、さぼっていた散歩を再開したのは北海道から帰ってきてからです。2.3キロを3.40分で歩きます。急な坂道があるので足腰鍛錬のつもりで歩いています。


 カメラはまだ持って行くほどではありません。一度だけ持って行った日、林道の真ん中でこんなものを見つけました。

 大きな木の切り株のような模様です。逆光だとこんなに存在感あるのに、反対側、光の当たる方から見るとほとんど見えません。それで虫たちも引っかかってしまうのでしょうか。



 季節が進んで、ほっとすると同時に長くきつかった夏の疲れも感じるこの頃です。秋の名曲はたくさんありそうですが、今日はアニタ・オディで曲はEarly Autumnです。