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メタセコイヤ並木 [旅]

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 久し振りのお出かけは、県内高島市のメタセコイヤ並木です。ここは何度も通っています。ただいつもメタセコイヤ並木が青々とした春か夏の頃ばかりで紅葉は初めてです。並木がいっせいに煉瓦色に染まる紅葉には少し早かったようです。

 最初は琵琶湖バレイに行ってみようかと家を出たのでした。季節的にはもう寒いけれど一度琵琶湖テラスに行ってみたかったのです。ところが琵琶湖大橋を渡ってびわ湖バレイの入り口に来てみると通行止めになっていました。

 Uターンして適当なところに車を停めてスマホで検索してみると、なんと11月5日から12月20日まで定期点検のため休業となっていました。出発前に調べるべきでしたが何台か同じようにUターンしている車がありました。

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 メタセコイヤ並木に向かう途中、白鬚神社に寄りました。写真は湖中鳥居です。妻は最初、琵琶湖八景の一つ、堅田の浮御堂と勘違いしていました。

 神社の本殿は道路を挟んで反対側にあります。ところがここでもトラブルがあって、本殿は修繕中のため白い幕で覆われていました。お参りをする所だけがわずかに開かれていて、私が写真を撮っている間、妻は行列に並んでお参りをしていました。

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 本殿は工事中でしたが、駐車場の奥にはたくさんの社がありました。内宮、外宮、稲荷、天満宮、弁財天など、白鬚神社は近江最古の神社だそうです。

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 紫式部の歌碑がありました。NHK大河ドラマ「光る君へ」でまひろが父の赴任先、越前に向かうときにこの辺を舟で渡るシーンがあったように思います。

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 みおの海に 網引く民の てまもなく

            立ちゐにつけて 都恋しも


 他にも芭蕉の句碑、与謝野寛・晶子の歌碑などがあったようですが、見落としてしまいました。

 ちょうどお昼だったので、神社のすぐ横にある「しらひげ食堂」で食事をすることにしました。このお店は数年前に同級生たちと入りました。安くておいしくて、昭和の雰囲気のある印象的なお店でした。

 平日でしたがお昼時と言うこともあって数人の行列が出来ていました。調べるとテレビなどでも紹介された有名なお店のようです。20分ほど待ってやっと入る事が出来ました。

 待たされた割に中は空いていて驚きました。私と妻は4人掛けの席に通されてゆっくり座ることが出来ました。無理に詰め込まない方針のようです。

 食事を終えて声をかけると大きな玉のそろばんを持って勘定に来てくれます。親子丼を食べた妻は珍しくおいしかったと言いました。

 メタセコイヤ並木、私の記憶では白鬚神社を過ぎるとすぐのはずだったのですが、思ったより遠かったです。白鬚神社で晴れていたお天気が湖北に近づくにつれ雲行きが怪しくなってきて、メタセコイヤ並木のあるマキノに着く頃は雨が降りだしていました。

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 雨がぱらつく中、かすかに虹が架かっているのが見えるでしょうか。

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 白鬚神社でもここでも観光客は多かったです。駐車場はほぼいっぱい、観光バスも数台来ていて、中国語で叫んでいる若い女性もいました。

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 メタセコイヤ並木は全長が約2.4キロメートルあるそうです。その中でここだけカエデの木が植わっていました。幼い苗木が植えられているところもありました。

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 メタセコイヤ並木だけではなく、並木の両側には栗や柿、ブドウなど手入れされた大きな農園が広がっていて気持ちの良いところです。

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 一帯は農業公園になっていてきれいに整備されていました。駐車場のある一角には道の駅があり、食堂やお土産店などもあって観光客で賑わっていました。

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 雨が上がったあとの虹、こちらの方がよく見えるかもしれません。

 片道70キロほどの短いドライブでした。メタセコイヤ並木、見頃までもう少し、明日明後日の土日はもっと大勢の観光客で混み合うことでしょう。





  

 もうすぐ12月です。あれだけ暑くてしつこかった今年の暑さもさすがに影を潜め、本格的に寒くなってきました。秋や冬の夜に沁みる音楽、jazzを聞き始めの頃毎晩のように聞いていました。Miles Davis演奏の'Round Midnight

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小さな秋 [PC]

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 さすがに朝晩はこの時期らしい寒さになってきました。ただ昼間の日差しの強さには驚かされます。家の中では寒いのに外に出てみると、日差しが9月並みに痛いです。例年なら10月になれば日差しはもっと薄く和らかくなるはずです。しかも今はもう11月中旬です。

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 わが田舎の紅葉も遅れています。例年なら氏神様の鳥居の周りは真っ赤になっているのに、今年は色づきが薄くしかもまばらであまりきれいではありません。散歩をしながら、こぼれている今年の小さな秋を見つけました。


 今年は神社の氏子総代二年目です。二年目は会計が当たります。これが思っていた以上に面倒臭くて、けっこうジタバタしています。お金の管理はそれほどでもないのですが、データー処理に振り回されています。

 私のPCはウインドウズ8が発売された頃に、売れ残っていたウインドウズ7搭載のPCです。8に無料アップデートできたのですが、7のまま使い続けそのままウインドウズ10にアップグレードしました。

 買ってからもう12年ほど経っている気がします。ウインドウズ11にも無料アップグレードしたかったのですが、さすがにハードがウインドウズ11に適応しませんでした。

 買ったPCはほとんどソフトの入っていない素のパソコンだったので、古いXPエクセルワードをインストールして使っていました。職場で新しいエクセルワードのデザインや機能が進化していることは知っていましたが、町内会の書類とかで使う分には古いエクセルワードで何も支障はありませんでした。

 古いPCも普段はネットやこのブログを作ったり読んだりするのに使ったり、写真整理に使っているだけなので特段不便を感じることもありませんでした。

 ところが今回神社の総代を受けて、引き継ぎのUSBデーターを処理するのにいろいろな不都合が出てきました。神社のデーターは大きな帳票があったり、関数が入っていたり、縦書きフリガナがあったり、図面があったりします。私のXPエクセルワードでは太刀打ち出来ない面があるので、仕方なくオフィス2021を購入しました。

 これでいろいろな不具合が解決できるはずなのですが、もっともやっかいなファイル更新が出来ないままでした。作業を終えて保存しようとすると、エラーメッセージが出て「保存しない」を選ぶしかありません。せっかく作った新しいデータが泣く泣く台無しになってしまいます。

 どうして凌いでいたかというと、よく使う大事なファイル、例えば一般会計のファイルなどはデスクトップにコピーしました。そうするときちんと変更データ-を保存してくれるのです。

 秋になってPCに向かいやすくなってきましたので、これからの行事に対応したり、来年への引継にいろいろなデーターを今年用に更新しようと思うのですが、いちいちコピーをデスクトップに貼り付けて作業するのもけっこう面倒ですし、よく似たファイルがいくつも出来て混乱してしまいます。

 一時はパソコンが古いせいだから買い変えようとか、別部屋で音楽やYouTube、プライム用に使っているノートPCを利用しようと考えましたが、ふと気になってUSBデーターの保存先を見たらGドライブになっていました。

 デスクトップでちゃんと保存出来ているということはCドライブなら良いのではと思い、Gドライブに入っている神社USBデーターをCドライブに入れてみたら、ちゃんと更新保存が出来るようになりました。

 この辺の専門的な事情は分かりません。以前はCドライブが500GBしかなく、空き容量不足でウインドウズアップデートなどがうまく出来なくなっていました。また、Cドライブがいっぱいになると動作が重くなったり不具合が生じやすいです。

 それで大きな写真データーなどはGドライブに入れる癖が付いていました。他のデーターも出来るだけ別ドライブに逃がすようにしていましたので、今回もUSBデーターをGドライブに入れていたのです。

 Cドライブは、1.2年前に2TBのSSDに換装していたのをうっかりしていました。どうしてもCドライブをデーター置き場にしたくないと言う思いが強すぎたようです。

 神社データーを移してもCドライブはまだ半分以上空いています。換装当時は、Cドライブに2TBはどうかと思いましたが、やっておいて良かったです。

 ずいぶんPCやエクセルワードに振り回されたこの半年でした。これでようやく落ち着いて更新作業に取り組めます。今、少しずつ令和5年度のデーターを令和6年度に整理更新をしているところです。


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 前回ブログをアップした数日後、ジョウビタキが家の駐車場兼物置にやってきてくれました。去年は、この写真の左に停めてある私の車のドアミラーやリヤバンバーに赤い糞を落とすいたずらをしたのでした。






 エヴァ・キャシディ・・・弾き語りのアコースティックギターの音色でまず引き込まれます。高く透明な歌声、耳慣れたAutumn Leavesの歌い方は個性的です。
 33歳で亡くなった彼女の死後、イギリスBBCで放送された歌声がヨーロッパ中に広がりやがて世界中に広がったのだそうです。静かな秋の夜にぴったりの歌唱です。

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妻と歩く [日々]

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 今年もジョウビタキがやってくる季節になってきました。写真は去年の10月20日に撮ったものです。今年は暑いので遅いかなと思っていましたが、同じ頃に鳴き声を聞いたり姿を見たりしました。ただ写真はまだ撮れていません。

 今日から11月です。あっという間の10月だった気がします。半分以上9月だったのではないかと思うほどです。去年の夏も暑くて、10月になってやっと爽やかなお天気になったので期待していたのすが、すっかり肩透かしをくらいました。10月らしかったのは、孫たちの運動会くらいです。

 ようやくここ一週間ほどでこの時期らしい気候になって来たように思います。慌てて毛布を出したり上着を着込んだりしています。それでも明日は台風の大雨とか、本当に今年は異常過ぎる気候です。


 妻が退院して2ヶ月あまり経ちました。毎朝、妻といっしょに散歩をしています。私が歩いた方が良いと何度誘っても乗ってこなかったのに、三度目の外来診察に行った時、主治医に家事はしてますか、歩いていますかと問われたそうです。

 その翌日から歩くと言いだして一月ほどになります。と言っても2,000歩ほどから多くても3,000歩、主役は妻なのでそのペースに合わせています。時間にして30分ほどでしょうか。歩く前は人に会うのが嫌と言っていましたが、途中、知り合いに出会ってお喋りするのも楽しそうです。

 ただ、私は妻の歩調に合わせるのに苦労しました。一人で歩くときはさっさと歩くので、ゆっくり歩を運ぶ妻のペースに自分のリズムが合いません。合わしていると何だかこちらの方まで調子がおかしくなりそうでしたが、最近はずいぶん慣れてきました。

 たまに歩き足りないと、ひとり自分のペースで歩きます。その時は、いつも通りさっさと歩けているので妻のペースが乗り移ってしまったということはなさそうです。

 散歩はひとりであれこれ思ったり感じたりしながら気ままに歩くのが好きでした。たまに奥さんと歩かないの、と聞かれることがありました。すると私は、家でずっといっしょなのに散歩までいっしょに歩きたくないなどと答えていたものです。

 お喋りはそれほどしません。今日は風があるなぁとか、ご近所の様子を語り合って他愛も無い世間話をする程度です。日によって少しコースを変えたり、妻の調子によって早めに切り上げたり少し長目に歩いたりしています。

 一度、用水路沿いを歩いていたらカワセミが二羽、もつれるように水路を飛び交っていました。ちょうど朝日が当たっていて、カワセミの背のコバルトブルーが鮮やかにきらめいていました。それを見た妻がきれいと呟きました。私はまるで自分が見せてやったみたいに自慢げに、カワセミという鳥だよと教えました。

 妻は病気になる前は、いたって丈夫な人だったのであまりいろんなことを心配させない人でした。それに安心していたのか甘えていたのだと思います。ずっと長い間そうしてきたと思います。しかし今や事情は変わりました。

 妻が病気になってようやく妻を思い、いたわると言うことに目覚めたのかもしれません。もちろんまだまだではありますが。そう思うと妻のペースに合わせて一緒に歩くのも悪くないことに思えてくるこの頃です。

 
 

 ドジャースに敗れたニューヨークは、今まさにこの気分かもしれません。歌はおなじみのエラ&ルイです。

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