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日の当たる道 [日々]

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 月曜日はまた雪が降りました。積もったと言うよりうっすらと白い雪に覆われた程度で溶けるのも早かったです。写真はその翌日、竹薮の影にあるご近所の梅の木にまだ雪が残ってました。

 このところ雪や雨の日が多くて、朝の散歩がままなりません。昨日も午前中は雨、今日もほぼ一日雨の予報です。雨が多いのは春が近づいている証拠でしょうか。

 日課の散歩はお天気次第です。曇り空の日や時間がないときはカメラを持たずにさっさとトレーニングのように歩きます。しかし、そんなときに限って間近に野鳥に出会ったりします。

 次の機会にカメラを持って出かけます。しかし、当然ですが前回出会えたところで再会出来ることはほとんどありません。

 カメラを持って散歩に出かけると必ず時間オーバーになってしまいます。あこまで行けば出会えるのではないか、以前あそこで見かけたからいるかも知れないとつい足を伸ばしたり、一所でウロウロしたり。

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 1時間も2時間も歩いて、あまり成果なくがっかりして帰ってきたら、お隣の庭にシロハラやジョウビタキがいたり、家の裏の桜の木にツグミやメジロがいたりします。でも、ツグミの姿よりそのまわりの賑やかな桜の芽の膨らみの方が気になってしまいますね。

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 散歩の途中、坂道になった林道で朝日を浴びて木々が白く輝いていていました。ああ綺麗だと思わずシャッターを押しましたが、見た目のような再現は難しいですね。

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 同じ林道の途中で、一本の木に昨日の雪がまとわりついて花が咲いたかのようです。

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 山の墓地にある東屋の屋根から昨日積もった雪が溶け出してしたたり落ちていました。

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 ホオジロです。今冬はホオジロによく出会いました。どこへ行っても他の鳥はいなくても彼らはいました。今はあちこちで春の囀りを始めています。今冬、一番よく写真を撮った気がします。ただ撮るたびに表情が違って見える不思議な鳥です。

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 山の墓地近くにある寒椿。


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 とうとうこんなものが来てしまいました。70歳を超えてから免許更新を迎えると、ゴールド免許であれ何であれ、この講習を受けないといけないそうです。

 普通のゴールド免許だと30分で済むところ2時間の講習、6,450円の受講料がいるそうです。何も悪いことはしていません。ひとつあるとすれば歳を取ったと言うことだけです。

 免許センターではなく、地元の自動車教習所で受けられるそうです。教習所も少子化で免許を取る人が激減しているそうですが、これで少し還元になるのでしょうか。



 今日は、去年のNHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」で3代の主人公たちのドラマを通してテーマになっていたOn the Sunny Side of the Streetを、日の光を求めている全ての人たちに送りたいと思います。演奏はもちろんサッチモことルイ・アームストロングです。


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春に向かって [日々]

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 先週の土、日は春を思わせる暖かいお天気でした。孫と一緒に歩いていたら、畦にオオイヌノフグリが咲いていて春の訪れを感じさせてくれました。

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 ところが火曜、水曜は厳しい寒の戻り、また雪が降りました。咲きかけていた蝋梅にもご覧の通り、湿っぽい雪が被っています。

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 雪や雨に閉じ込められて一日散歩をしないとなんとなく調子が悪くて、小雪が降る中いつものコースを歩きました。林道のあちこちに凍ったまま残っていたこの前の雪は、先日の雨ですっかり溶けたと思ったらまた雪です。

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 今回の雪はうっすら白くなった程度でした。それでも山の麓は真っ白になっていました。本当に今年の冬は寒くて何度も雪が降ります。ここ数年暖冬だったので久し振りの本格的な冬なのかも知れません。


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 毎月配布されているJAの広報誌にこんな案内があったので、申し込んでみました。

 父から受け継いだ田んぼで稲作をやって20年、ようやく少しコツが掴めてきたかなという頃に田んぼは圃場整備、営農組合方式になりました。

 田んぼの規模は変わり、個人で田んぼをすることはなくなりました。それまで田んぼだけで精一杯、畑はしたことがありませんでした。

 田んぼを個人でしなくなったので少し時間が取れるようになり、畑をすることにしました。あまり上達も出来ないままもう15年ほどが経ちました。

 初めは小さな畝にナスとトマトを植えました。実は成りましたがあっという間に枯れてしまいました。トマトの芽かきも知りませんでした。

 それから少しずつ畑を広げて、本を読んだり人に聞いたりしながらほぼ我流でやってきました。一度きちんと基本的なことを習いたいと思っていたのです。

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 講座は午前と午後一つずつあり、各30名の定員はもちろんいっぱいでした。午前の土作りについての講座は、やや物足りない内容でした。

 基本的なことなので目新しさがないのは当然なのですが、一人の受講者が言われたように物価高騰の折、ぼかし肥料などの自然農法、有機農法などについての話も聞きたかったというのは私も同じ思いでした。

 午後はトマトとスイカの栽培についてでしたので、具体的で面白くかつ参考になる話が多かった気がしました。私も、トマトの雨よけとスイカの仕立て方について質問しました。

 畑の作業は、天候相手なので毎年違って正解がありません。また春夏野菜は、年一度しか収穫できない物ばかりなので冒険はしづらいです。せいぜい、実験用の畝を別にこしらえるくらいでしょうか。

 勤めている時は、時間の関係でどうしても片手間、やっつけ仕事になることが多かったです。これからはもう少し丁寧にやりたいと思っています。今は土作りの時期、今年の春夏野菜に向けて何年ぶりかで天地返しをすることが出来ました。


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 アオジです。裏の雑木林でいつも鳴き声がしていました。やっと姿を捉えたと思ったら後ろ向きでした。あとから正面を撮ったのもありますが、写りが今ひとつでした。

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 これはタシギです。初めて撮りました。

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 どんぐりの社で、何かガサゴソ音がしていました。鳥にしては大きな音と思ったら、茶色の動物が二匹、リスでした。一匹はすぐに逃げていきましたが、このリスがしばらく付き合ってくれました。

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 散歩をしていると足下からシロハラが、泡だったような鳴き声を上げて飛び立って行くのに今年は何度も遭遇しました。写真はお隣の庭に来ているところ、やっとまともに撮れました。


 いつの間にかバレンタインデーが過ぎてしまいました。私は仕事に行かなくなったのでチョコレート、今年は妻と孫からだけでした。

 マイ・ファニー・バレンタインもいろいろな人が演奏しています。YouTubeを探していたら、トランペットソロとボーカルが聞けるおいしい演奏を見つけることが出来ました。ボーカルはスティングです。


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確定申告に向けて [日々]

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 立春を過ぎて少し寒さの底を抜けたような日が続きました。気温10度を越えて、10度ってこんなに暖かかったかと思うほど今年の冬の底は寒かったです。今日は朝から雨です。東京は5センチの積雪が予報されていました。

 2月ももう10日です。1月に比べると2月の過ぎるスピード早い気がしています。多分それは確定申告のせいだと思います。私は去年途中で退職しているので確定申告をしなければいけません。

 一年間働いたと言う見込みで課税されています。その後働いていないので一年の収入は当然見込み額より下がり、税も下がります。

 きちんと申告すれば還付金がいくらかあるはずです。また年末調整を受けていないので生命保険や火災、地震保険などの控除も申告しないといけません。それは、来年以降の住民税額にも影響があるそうです。

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 市役所税務課に行って申告用紙をもらってきました。その時、手引き書もいりますかと言われたので一緒にもらってきました。職員さん、凄く丁寧な対応でした。

 私の場合、給与所得と年金所得があるので少しだけ面倒です。給与所得の源泉徴収票、年金所得の源泉徴収票、私と妻の国民保険、介護保険料納付済みお知らせ、それから諸々の控除対象の払い込み証明書など全て揃っています。

 手引き書を頼りに下書きして見ました。毎度思うことですが、わかりにくいですね。昔に比べればこれでも簡単になっているのでしょうが。

 (もう何十年前の話になりますが、かつて農家は小規模でも確定申告をしなければいけませんでした。農業所得が20万円ほど、赤字でもです。在所は兼業農家が多かったので、公民館に職員が出てきて対応してくれますが、順番待ちで午前中が潰れてしまいました)

 私の計算では、幾ばくかの還付がありそうです。うまく行けば、今修理に出しているカメラのレンズの代金、何とか賄えるかも知れません。ただし、欲をかいた計算をしていなければですが。

 本当にこれで合っているのかどうか心配です。このまま税務署に提出するか、自動で計算してくれるeーTaxにしようか迷っています。


 いつもの散歩道、どんぐりの社の近くを歩いていたら、道に小さな野鳥が数羽いました。私に驚いて飛び上がりすぐ横にある竹薮に逃げ込みました。その時、緑、白、赤の模様が見えました。

 スズメくらいの大きさです。赤い模様、思い当たりません。まだ逃げていないのが一羽いたのでカメラを向けたのですが、ピンボケの写真一枚残して竹薮に隠れてしまいました。

 ところがその一羽だったかどうかわかりませんが、また竹薮から出てきてくれました。おかげで何枚かシャッターを切ることが出来ました。

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 ソウシチョウ(相思鳥)です。初めての出会いでした。私がいつも使っている小学館の「日本の野鳥」という図鑑には載っていません。

 インド、中国、ベトナム、ミヤンマーなどで分布し、日本では特定外来生物に指定されているそうです。そう言えば、模様もなんとなく中華じみていますね。


 今朝のニュースでバート・バカラックさんが亡くなったことが報じられていました。94歳だったそうです。70年代、この方の曲がよく流れていました。当時は、ディオンヌ・ワーイックが彼の曲をよく歌っていました。

 有名な曲がたくさんありますが、やはりなんと言っても映画「明日に向かって撃て」の中で歌われた「雨にぬれても」が忘れられないです。


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青空を待って [野鳥]

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 氏神様にかかる石橋の上に、雪をまとったモミジの枝が低く垂れていました。その雪の枝の間から拝殿を撮って見ました。

 先月25日積もった雪がようやく溶け出した31日、また積雪がありました。今度は以前より少なくて5センチほどだったと思います。少しうんざりですが、雪質も柔らかくて思ったより早く溶け出しています。

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 寒椿が落ちて、白い雪の上で咲いているようです。さすがに花びらはドライフラワーのように赤色が褪せて見えます。

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 ここからは雪が降る前の話です。今年は鳥の姿がいつもより少なく感じていました。しばらくは暖冬気味だったのでそのせい、それとも県内でも感染が確認された鳥インフルエンザのせいかと思っていました。

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  お寺の横の坂道を歩いている途中でした。目の前で何やら揺らぎました。私は飛蚊症なのでそのせいかと思いましたが、色が緑っぽいです。よく見ると正面の木の枝にメジロがいました。メジロさえ久しぶりに思えました。

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 少し暗くてボケています。ホオジロと思っていましたがカシラダカでした。絶滅危惧種だそうです。鳥の写真を撮り始めた頃、撮ったらこの鳥ばかりだったことがありましたが、最近あまり出会いがなくて久しぶりでした。 

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 雑木林の上空でカラスとおっかけっこしていました。カラスはどこかに飛び去り、この鳥が遠くの木の上に止まったので、撮って見ましたが遠すぎて分かりません。お腹の模様を見るとホトトギス、カッコウ、ツツドリですが季節が合いません。ひよっとすると猛禽類の仲間かも知れません。

 雪が降る前、22日の事です。カメラを持って散歩をしていました。その日も全然鳥の写真が撮れなくて、がっかりしながら帰り道どっちのコースから帰ろうかと思案しつつ、だらだらと天井川の堤防を下っていきました。

 普段めったに行かない下流まで歩きました。水のない川なのですが、こんな所に水たまりがあると思ってのぞき込んでいると、ちょっと賑やかな鳴き声がしたと思ったら目の前の枯れ草に青い鳥が止まりました。

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 なんとカワセミでした。やっと会えたと思いました。今まで何度か出会い、かすかに写真を撮ったことがありますが、きちんと撮れた事がありません。とりあえず、夢中でシャッターを押しまくりました。

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 最初に撮ったカワセミは、しばらくするとどこかへ飛んでいってしまいました。しかし、そのカワセミの写真を撮っている時も、どこかでカワセミの鳴き声がしていると思っていたら、数メーター下流にもう一羽カワセミがいました。

 しかし、このカワセミ動きません。じっと考え込むようにうなだれています。青い背を靡かせてひらひらと飛んでいく姿ばかり見かけていたので、カワセミってこんなに動かないものなのかと思いました。

 長い間、曲がりなりにも鳥の写真を撮っているのにカワセミの写真を撮ったことが無いなんてといつも思っていました。これでやっと鳥撮り人の仲間入りが出来た気がします。


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 少し面はゆい気がしますが、地元の広報に依頼されて鳥の写真と説明文を提供しました。他にもっと上手な方がおられると思ったのですが、依頼されたので仕方ありません。

 鳥のデーターがあちこちに散らかっていて集めるのが大変でした。最低でも30種くらいは載せたかったのですが、紙面の都合があり10種に絞り込むのに苦労しました。

 説明文でコゲラを日本で一番小さいキツツキと入れ忘れたこと、モズの写真がバックの色と重なって分かりずらかったこと、そして、ウグイスとカワセミを載せられなかったことが残念でした。


 
 連日のどんよりした冬の空、なかなか気温も上がらず気持ちも晴れません。アマゾンプライムで音楽を聞いていたら軽快な歌声が聞こえてきました。Nicole Henry元気で明るい歌い方です。曲は、待ちわびているBlue Skiesです。


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