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雪景色 [日々]

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 降りましたね。前日の夕方頃から積もりはじめて、夜はしんしん、朝起きたらしっかり積もっていました。予報通りです。ふんわり積もった雪に定規を突っ込んだら20センチありました。こんなに積もったのは何年振りかです。

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 私たちのところに降る雪としては珍しくサラサラでした。妻と二人で玄関の雪かきをしました。今までなら妻に任せて私は仕事でした。ついでに高齢のお隣の玄関もかきました。

 いつもは小学生や中学生の登校の時間帯ですが、休校になったようで誰も通りません。ときおり車がざらざらと音を立てて通っていきました。

 雪かきで少し身体は温まります。散歩は無理そうなので、ラジオ体操をいつもは1と2ですが3までやりました。一日降ったり止んだりのお天気、録画番組を見たり本を読んだりして過ごしました。

 午後3時に歯医者の予約を入れてあったので、もう道路の雪は溶けただろうと車を出しました。さすがに交通量は少なくて、道路は黒い2本の轍の跡だけが目立っていました。

 ところどころ雪の塊が残っていました。とくに橋の上は緊張しました。雪の塊に乗り上げるとずるっと滑るのを感じます。いつもなら10分あまりで着くところ15分ほどかかってしまいました。

 歯医者さん、客は私だけでした。院長さんが朝からキャンセルの嵐だったとこぼしていました。

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 翌朝は晴れました。しかし放射冷却で室温は零下1・5度、雪が降った日より寒かったです。エアコンを入れてもなかなか暖まりません。

 二日も散歩しないのは気分が良くないので長靴を履き、カメラを持って出かけました。気温が低いので雪はしっかり残っています。雪景色の中で鳥でも撮れたらいいなぁと思いながら、まず家の裏の畑を覗いてみました。

 畑はもちろん一面真っ白で、畝の筋がこんもり盛り上がっています。ハクサイ、ブロッコリー、ニンジン、ダイコン、イチゴ、ホウレン草の姿も見えません。ただ奥の方で雪の上を走る小さな影がありました。

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 我が家の畑は、鳥の侵入を防ぐためにネットをかけているのですが、時々、どこからか侵入して来ます。入るのは良いのですが、彼ら自分で脱出出来ません。

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 私が畑に入っていくと、私からいちばん距離のある囲いの周囲を盛んに行ったり来たりして逃げ回ります。入り口は開けてあるので、上手く脱出してくれればと思いながら写真だけはちゃっかり撮りました。

 タヒバリにも似ていますが、眉斑があるのでビンズイではないかと思います。近くの広場で集団で地面を漁っていたりします。散歩で通ると慌てて雑木林に逃げ込みます。地味な鳥で今まで正体が分かりませんでした。 

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 散々行ったり来たりしたあげく逃げ道が見つからず、囲いのトタンの上で「何とかしてくれよ」とばかりにこっちを見ています。

 入り口の戸をさらに大きめに開けて、脅さないようにそうっと彼が逃げる方向に歩いて行くと、上手い具合にすっと入り口の戸から外へ脱出していきました。

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 どんぐりの社もこの通りです。

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 そこから振り返った遠景、左の山が三上山です。遠くに雪をいただいているのが前回の比良山系です。今行けば、雪をたっぷり被った比良山を撮れますが、肝心の菜の花が雪を被っているのではないかと思います。


 今日のYouTubeはグレゴリー・ポーターです。1971年生まれ、現役のジャズボーカリスト兼俳優だそうです。今年8年振りに来日するそうですが、東京なので行けません。

 曲のWater Under Bridgeは直訳すると橋の下の水ですが、過ぎたこととか過去という意味があるそうです。


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